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らくだ砂漠ツアー

今までもヨルダンやエジプトで、ラクダに乗る機会があったんだけど
いまいちその気になれず、ここに来てようやくその気になりました。
この広大な砂漠を歩くには限度があるしね。

で、ラクダに乗ってサハラ砂漠に行き、そこで一泊するツアーに
申し込みました。一人350DH。

夕方4時半ごろ、ベルベル人のラクダ引きのおじさんが宿の前まで来てくれます。

頭に自分で用意した砂よけの布を巻いてもらい、落っこちないようにラクダに乗ります。
(ラクダは足が長く前後順番に足を伸ばすので、立ち上がる際にかなり傾きます。
 実際に観光客がラクダから落っこちて病院へ、ということもよくあるのです!)
こぶの上なので3mくらいの高さになります。ちなみにこの辺のラクダはひとこぶです。
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そうしてツアーはスタート。サンセットにむけてサハラ砂漠を進みます。
ラクダは思っていたよりも揺れ、とくに下りは少々怖い。
グリップをしっかりつかんでいないとつんのめってしまいそう。
いつもは使わない筋肉が大活躍。

砂漠の景色はそれはそれはもう、まさに別世界。
自然の織成すさまざまな芸術にうっとり。
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まさにサンドベージュのど真ん中で、しばし日が沈むのを待ちます。
少し雲が掛かっていたけれど見られました!
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そこから少しラクダで移動するとベルベルテントがあり、そこで一泊です。
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ラクダ引きのおじさんがテーブルやマットレスを用意してくれ、
ミントティーを入れてくれた頃、数えるほどだった星が一気に増えてきます。
砂漠に敷いたマットレスにごろりと横になり星を眺めます。
空気が澄んでいるのと、周りに明かりが全くないおかげで凄く綺麗!
天の川までバッチリです。(天の川は宿からも見れる!)
流れ星も沢山見られるので無事に旅を楽しめるよう、皆が健康であるようにとお願いを。

そうしているうちに、おじさんが作ってくれたタジンが運ばれてきました!
砂漠の真ん中で熱々のタジン。これまた贅沢!
ナスやカボチャがホクホクであったまります。(今の時期、砂漠の夜は寒い)
ゴロンとした牛肉もとても美味しい。デザートには定番のメロン。
おじさんは色々気を使ってくれ、親切、そして頼もしい。
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夜はベルベルテントでおやすみなさい。頭だけ出して星を眺めながらうつらうつら…

翌朝はサンライズを観賞。ここでも雲が出てしまっていたけどその合間を
しっかり瞼に収めました。
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ラクダ・・・ブサかわいいってまさにこれ。
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帰りも一時間半ほどの同じルートを通って宿に到着し、朝8時過ぎにツアーはおしまいです。

いやー、ラクダに砂漠に太陽に星にタジン。
楽しみてんこ盛りの充実ツアーでした。満足満足!
おじさん、どうもありがとう!
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(しかし翌日は酷い筋肉痛。そして尻のプチ持病が4年ぶりくらいに悪化。痛い…
 何の持病かって?そんなの察してください。お尻の弱い方、どうぞご注意を。)
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by nakashik3 | 2008-10-05 03:52 | morocco | Comments(8)

サハラ砂漠の真ん中で髪を切ってもらった!

あちらこちらで旅人から、
「同じように旅をしている美容師さんに髪を切って貰った。」
という話を聞いて、そりゃぁ羨ましい!!と思っていたのですが
遂に一組の美容師カップルにお会いすることができました!!やっほーい!!

半年が過ぎ、私の毛先もかなり汚らしい感じになっていたけれど、夫も相当やばい。
やっとすっきりです!
し・か・も!!
サハラ砂漠の中で!!
見て頂戴!この贅沢な美容室!
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水分補給は必須!
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私は日陰でお願いしました。
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夫、ビフォー&アフター
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綺麗にしてもらって二人とも大満足。
ヒデキくん・ナオコちゃん、本当にどうもありがとう!!
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それにしても、こういう特技というか手に職があるのは
こんなふうに人に喜ばれたり、お役に立てたりする機会があるから羨ましい。
私達夫婦といったら…お世話になるばかりです。

サハラ砂漠の真ん中でヘアカット。
すばらしい思い出がまたひとつできました。

男子はやっぱり男子ですな。サ・ハ・ラ!
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(今日の写真の一部は同じ宿だった「ゴリさん」から頂きました。ゴリさんありがとう!)
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by nakashik3 | 2008-10-05 03:36 | morocco | Comments(2)

メルズーガ

フェズから夜行バスに乗って約9時間半、サハラ砂漠を見るべく
南の果て、リッサニに向かい、そこから更に35キロのメルズーがにやって来ました。
人口1200人くらいの小さな街。

ここ、もの凄く素敵!!!

到着してすぐにいい!と思う街と、後でじわじわ来る街とあるけれど
ここは到着してからこのブログをアップする今まで、ずっと感動してます。
もう、ここで暮らしてる人々を心底うらやましく思うほど。
数年前まで水道設備も道路も整っていなかったし、商店やお土産屋も数えるほど。
目の前に広がるのは砂の山と土でできた四角い家。そしてラクダ。

うまく説明できないけど、なんだか夢の国にいるみたい。
今ここにいる事が、幻のような気さえするのです。
見て、この写真。
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後ろに見えるのは山じゃなくって、砂漠なの!!


今回の宿は、普段はあえて名前まで出さないんだけど、
この街にはそれほど宿はないし、とても感動したのでご紹介。
もうたぶん、このあたりに興味のある人はみんな知ってるけどね!!
日本人女性、のりこさんの「chez Noriko」です。
別の宿にいたのりこさんが今年6月にオープンした宿です。
のりこさん、建物・設備、食事、飼い猫、景色、どれをとっても素晴らしい。
土でできた建物は、今の日本じゃお蔵くらいしか見られない作りだし
内部も壁に素敵な絵が描かれていたりしてとても可愛い。
のりこさんはとっても素敵だし、彼女の作ってくれるご飯は凄く美味しいし
屋根(屋上って言うのかな)から眺めるサハラは美しいし…
ここに着いてすぐに、マラケシュを削ってでも滞在を延長したい、と思うほど。
一泊ご飯つきで一人120DHです。ああ、感激…居心地抜群。
皆、滞在を延長する気持ちがよーく解ります。

モロッコに入って、美味しいものも食べたし、アラブならではの雰囲気を
味わってきたけどここはもう、私達にとってそれ以上の別世界。
世界3大ウザイ国と言われるモロッコを、好きになれない人でも
ここに来たら考えが変わるんじゃないかなぁ。
本当に是非、開発されすぎる前に訪れて欲しい街です。


のりこさんの作ってくれるベルベルオムレツ。朝ごはんにぴったり!!
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by nakashik3 | 2008-10-05 03:14 | morocco | Comments(0)

フェズで迷走

キュートな街、シャウエンからバスに揺られて約6時間。
今回も前回も指定された座席は一番後ろ。ここ、揺れるから苦手です。
途中で日が沈むので、皆サービスエリアのようなところでラマダンブレックファースト。
これがとてもいい経験だったなぁ。
地元の人に混ざって、生の羊のミンチを500gも買って、調理場まで持っていって
焼いてもらうのですが、これがほんとにほんとに美味しかった!!
羊=臭いのイメージが吹っ飛びます。ジューシーでたまらんっ!
捌いてすぐに食べるからなのかなぁ。
ああこれ、もう一回と言わず、何度だって食べたいよ~。
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さて、フェズは3つの地区から成り立っています。
2つの旧市街と新市街。
世界的に有名観光地はもちろん旧市街のほう。
さっそく旧市街に宿を取りました。
ここでも客引きがワラワラ寄ってくるのですが、今回はいい人で
予算に合った宿を紹介してくれました。
ダブルベッド1つにシングルベッド3つ(!)という、ピーク時にはたぶん
ドミトリーとして使っている部屋を150DHで。
部屋も共同シャワー・トイレも綺麗で、お湯も出ました。
(モロッコでは水シャワーのみが多く、お湯は別途代金が掛かるところが多い)

早速メディナ内を散策したのですが、このメディナ、世界一の迷路とも言われ
1000年前の街並みを楽しめるのは素敵なのですが,
とにかくとても複雑に入り組んでいて、方向音痴夫婦にはたいそう辛い。
宿に戻れなくなりそうで恐ろしく、大きな道しか歩けない!!
今までも方向音痴で相当苦労してきたけど、この旅一番の難所。
何度か出掛けかけては、引き返すを繰り返すばかりでした…ああ、悔しいっ!!

狭い路地は人だらけだし、客引きは噂通りの多さだし、なんだかしょんぼり。
結局、同じようなところをくるくる回るだけで終わってしまいました。
扉とか品物の並べ方とか、立ち止まって見たいものも沢山あるんだけど
うしろから人の波が押し寄せてきて、のんびり写真も取れない…
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それでも荷物を積んだロバが、せまーい路地を上って行く様子や
活気溢れるスークの様子は、急ぎ足でも見てて楽しかった。
新市街にも繰り出してみたけど、こちらはうって変わって普通の大都市といった感じ。

もちろんちゃんと日が沈んでから名物料理、食べましたよー。
2大名物、タジンにクスクス。
サラダやハリラ(スープ)、フルーツ、ドリンクのセットでも一人1000円で済んじゃいます。
タジンもクスクスも沢山野菜が取れてよろしい。
個人的にはタジンのほうが好みです。
旅行者は、ラマダン中でも何か食べて咎められるような事はないらしいけど
みんな我慢してると思うと、人前で食べたり飲んだりはできなくて(店も閉まってるし)
私達も必然的に日中はプチ・ラマダンみたいになるので晩御飯は凄く楽しみ。
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イマイチ楽しみきれなかったフェズですが、夜行バスに乗って次の目的地、
メルズーガへ行ってきまーす!
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by nakashik3 | 2008-10-05 03:06 | morocco | Comments(0)

シャウエンへ

スペインからの玄関口タンジェを後にし、国営バス(一人40DH)に乗って
約3時間、シャウエンという街に来ました。

本当は一気にフェズまで行く予定だったのですが、バス移動で6時間掛かかります。
ここのところ快適な移動ばかり続いていたので、モロッコバスでの長時間移動に
自信がなく、リハビリのつもりで3時間コースです。
ガイドブックによると、シャウエンはとても素敵な街の予感!
案の定バスはあまり綺麗ではなく、山道くねくねでちょっとしんどかった。
タイやラオスほどじゃないけどね!

シャウエンは2つの山に沿って広がる小さな街です。
旧市街に続くメイン道路も200mくらい。
宿はガイドブックを頼りに、100DHのダブルの部屋に。トイレシャワーは共同。
バルコニーもあり窓も沢山あって、部屋も共同スペースも綺麗でした。

ポルトガルの都市は7世紀に作られたメディナ(旧市街)と
19世紀以降にその周りに発展した新市街とで成り立っています。

シャウエンのメディナとその周のは建物のほとんどが白で、アクセントに水色や
ブルーが使われていて、涼しげでとっても可愛い!女子好みです。
なんだかイスラムの国と言うよりヨーロッパみたい!!
すっごく良かった!!
(ワラワラ人が寄ってきて声が掛かるのはヨーロッパとは違うけどね。)
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今、モロッコはラマダン中。イスラムの
太陽が出ている間、人々(イスラム教徒)は水分も食べ物もタバコも一切取りません。
その様子を垣間見られるのは良い経験なのですが、小さな街ではほとんどの
レストランや屋台が日没まで営業していないのが旅行者にとってちょっとつらい。
観光客向けのカフェで朝昼兼ねた軽い食事を取り、夜はちょっと豪勢にレストランで
夕食をとりました。
ラマダン明けのサイレンが大音量で街に流れると、あんなに人だらけだった通りは
急に静かになり、人の気配が全くなくなりました。
みーんな待ちに待ったラマダンブレックファーストを楽しんでいるのです!
そしてまた日が昇ると、また沈むまで何も口にしないのです。
これは10月の2~3日まで続くそうです。
一日ぐらい私達も挑戦してみようか?と夫に提案してみましたが即却下されました。

ラマダン明けでごった返すレストランで食べたもの。
これにパンやらサラダやらスープやら・・・私たち、断食した後みたいな食べっぷり!!
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今日はまた同じ国営バスに乗って、モロッコの古都、フェズへ出発です!
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by nakashik3 | 2008-09-29 21:35 | morocco | Comments(5)

海を越えてモロッコへ

グラナダの宿を朝6時に出発し、アルヘシラスを目指すべく駅に向かいました。
が、相変わらずの夫婦揃っての方向音痴で駅に辿り着けない!!
グラナダは朝8時ごろまで真っ暗なので(その分日の入りも遅い)怖いし
出発はどんどん迫ってくるしで焦りまくりでした。
通りすがりの可愛い女の子に道を尋ね、なんとか15分前に汗だくで到着。
ほっとして駅の電光掲示板を見ると、バスでの代行の文字が。
何があったのかよく解らないまま大型バスに乗り込みました。
でも大正解。凄くきれいなバスで超快適でした。このまま目的地まで行ってくれぇ!
しかし2時間ほど走った後、国鉄駅で降ろされ、どうやらここで電車に乗り換えるらしい。
結局電車は2時間くらい遅れて、目的の港街、アルヘシラスへ到着しました。

ここから、いよいよ久しぶりのイスラム圏、モロッコへ出発です!!
アルヘシラスからは、ジブラルタル海峡をフェリーで渡ります。
このルートもこの旅で楽しみにしていた移動のひとつ。
ワクワクしながらチケットブースに行きました。
しかし!この昨今の原油高はここにも大きな影響を与えておりました。
ガイドブックによると数年前は一人30ユーロ以下だったのに、今では46ユーロに。
ああ、痛い。でもグズグズしてても安くなるわけじゃないので、購入。
でもね、このフェリー、すごくよかった!
船内は立派だし、お客は少なく(シーズンオフなのかモロッコがラマダン中だからなのか?)
席は広々移動し放題。わーい!久々にリッチな気分!
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と思って生ハムやらチョコレートやらをガツガツ食べていたら船酔い気味に。
すっかりリッチ気分が吹っ飛び、眠ることとなりました。
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高速フェリーだったので2時間弱でモロッコへ到着です!
ああ、久しぶりのアラブ臭!久しぶりのしつこい客引き!これよ、これこれ!

客引きの一人が私達の泊まろうとしていた宿を知っていて、
そこは僕のお父さんの宿だから連れて行くよ!
もちろん目的地までのガイド料なんて要らないよ!
値段は部屋にホットシャワーが付いて100DHだよ!と言うので付いていくことにしました。
しかーし!忘れてた!ここはヨーロッパじゃなかった!
連れて行かれた宿は目的の宿とは違う!(すぐ側だったけどね)
ちょっと!あんた!私達は○○って言ったでしょ!とまくし立てると
「こっちのほうが蚊も居ないし安いよぉ。ここは僕のお父さんの宿なんだ」
などとぬかす。でも強引に目的の宿まで行かせると値段が交渉時より高い!
「ね、あっちは100DHだよ、あっちのほうがいいでしょ?」なんて言うから
部屋を見せてもらうことに。
そこそこ広くて綺麗だったのでそこに決めようとすると、
「値段は朝食込みで140DH」と言うではないか!
だーかーらー!最初に朝ごはんはいらないって言ったでしょうが!!
「じゃ、120DHね」なんて何食わぬ顔で言うので、
あんた、100DHって言うから来たのに最初と約束が全然違うじゃない!!
そんなだったらここも辞めて自分で探すからもういいよ!!とやり返す。
そしたら「オッケー、分かったよ、100DHね…」と諦めてくれました。
この客引き、絶対息子なんかじゃない。しかも部屋のシャワーは水のみだったし。
そうそう、これがアラブ式洗礼だった!
チェックインを済ませたらなんだか笑えてきました。
1DH=約15円。小さな金額だけど相手の思うがままになっちゃ、駄目です。
ちなみに宿自体はフロントの人も優しくてよかったですよ。

ウザイ国トップ3に君臨するモロッコですが、ウザイと思わず
これがモロッコらしくて楽しいと思わなくっちゃね!

荷物を置いてメディナを散策。ここ、食べ物安い!!
屋台でいわしやアジの揚げ物やらフライドポテトやらサボテンの実を食べ、
ミントティーをしゃれたカフェで飲んでも二人でトータルで500円以下!!
やっぱりアラブ圏、楽しくて大好き。
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by nakashik3 | 2008-09-29 21:30 | morocco | Comments(2)