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バス地獄再び

充実の日々を過ごしたシェムリアップから、一日がかりで
出発地のバンコクへ戻りました。

宿で手配してもらったバスは一人11ドル。
先に体験した旅仲間の何人かがハードな移動だったと話してくれたり
メールをくれたりしていたので出発前からビビリまくり。

何度もアジアの陸路移動を体験して解ったのは、日本じゃありえないことが
当たり前のように起こる、ということ。

爆音の音楽もそうだし、超無理矢理な追い越し、怒涛のクラクション攻撃、
食べ残しやごみは床や窓の外にブチ撒いてたし、よく解らないタイムスケジュール!
ひどいシートのバスもあったし、VIPバスのはずなのにエアコンが壊れてたり
オーバーブッキングも何度か見かけた。あぁ、本当に色んなことがあったなぁ…

で、今回の移動。
噂どおり、本当に大変だった!

まず、やって来たのは荷物を入れるトランクのないボロボロの中型バスだった!
なのに乗客はギュウギュウマックス!座席はすべて埋まりました。
したがって通路にギッシリ乗客の荷物を押し込んで隙間なし!
頻繁に挟まれる休憩の度に、みんな荷物を踏みつけて車外へ出ます!
通路に置かれた一番上の荷物なんて、超悲惨…泥だらけ、足跡だらけです。
うちの荷物は一番上じゃなかったけどめがねケースが凹んでしまいました。
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もちろんエアコンはないので窓は全開。
カンボジアは以前に比べ多少整備されたとはいえ、少し走れば
まだまだ未舗装の赤土道路がほとんど。
だから、すっごい砂埃!!顔から服から頭の中までざらっざら!
顔を拭いたら、ドーラン塗った??みたいになっちゃうのです。
道も悪くガタガタゴトゴトひどく揺れ、落ち着けません!

国境での出入国は思ったよりもスムーズでしたが、乗り換えのバスを
ずっと待たなくてはならず、要領が悪い…待機してくれてるって発想はないのね。

やっと来たタイ側のバスに乗り込み10分。
レストランに停車し、またもや休憩を取るといいます。もういいって!
西洋人はブチ切れ気味。先に進んでくれと言っても聞いてくれません。
20分の休憩のはずが、隣のスタンドでなにやら調整をした挙句
また違うバスに移動させられたりと1時間以上ストップしてしまいました。
もちろん説明は一切なし。一体どうなってるんだろう。
結局バンコク到着は9時過ぎ。砂だらけで気持ち悪いし、ストレスも大きく
ものっすごい疲れました…

日本じゃありえないバスの集大成みたいでした。
別の日にこのバスを利用した旅人に聞いたら、バスに座席がなく、セダンに
ぎゅう詰めにされて国境まで行った人や、正規で買ったチケットがあるのに
乗り換えバスに乗せてもらえず、自力でバンコクまで来たなんていう
とんでもない体験をした方もいました。これまた超悲惨…

他のツアー会社のバスはどうなのかわかりませんが、おそらくどこもそんなに
変わらないでしょう…
近いうちにこのルートを旅する予定の方は、覚悟を決めてくださいね!
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by nakashik3 | 2008-05-22 20:16 | cambodia | Comments(0)

カンボジアご飯

シェムリアップでは宿のレストランで食事を取ることが多いのですが
昨日はカンボジア料理を扱う「クメール・キッチン」へ行きました。
お目当てはカンボジアカレーとアモック。
どちらもご飯がついて3ドル。すごいボリュームです。
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↑アモック。チキン、ポーク、ビーフもあるけど今回はフィッシュで。

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↑カンボジアカレー。辛さはほとんどなし。マイルド。

お味は。最初はめちゃくちゃうまい!と思いました。
でも、ココナッツがたっぷり使ってあるせいかどちらも次第にクドく感じてしまい…
最後のほうはちょっと胸焼け気味…他のお店は知らないので、すべてがそうなのかは
解らないのですが、あっさりしたものが好きな人にはお勧めできないかも。
でも、どちらも初めて食べる料理なので、行ってよかった!

さっぱりするには氷系のデザートなので、ベトナムのチェーのようなデザートを食べました。
中はサツマイモ餡かな?50円位でまたもや天国気分です。
ここシェムリアップではシェーク屋さん以外の甘味屋台をほとんど見かけません。
もうすぐここを発つって言うのに、それが残念で心残りです!
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by nakashik3 | 2008-05-18 19:23 | cambodia | Comments(2)

その他訪れた場所

残りの遺跡、プリア・カン、ニャック・ポアンも頑張って自転車で。
天気もよかったので、さすがに疲れました。
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↑プリア・カン
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↑ニャック・ポアン

自転車で予定していた遺跡を回りきったところで私は一日休憩。
写真や荷物を整理し、宿でフルーツシェイクを飲んだり
ネットをしたりとのんびり過ごしました。

その間、夫はトゥクトゥクをチャーターして(1台5ドル)ロリュオス遺跡群へ。
久しぶりの一人の時間を楽しんだようです。
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↑バコン
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↑ロレイ
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↑プレア・コー

翌日は二人でトゥクトゥクをチャーターしてアキ・ラーの地雷博物館へ行きました。
宿のある国道6号線から1時間ほどの場所にあります。(1台15ドル)
私は旅に出るまで彼、アキ・ラー氏のことをまったく知らなかったのですが、
とても有名な方で今までにも何度もメディアに取り上げられ、多くのドキュメンタリーや
出版物が製作されてるそうです。
彼は私達と同じ世代の男性ですが、両親をクメールルージュに殺害され、
その後クメールルージュの軍教育を受けたり捕虜になったりと壮絶な人生を
送ってこられたそうです。
そんな彼が経験から得た知識を元に地雷撤去を行ってきて、出来たのがこの博物館です。
数年前にシェムリアップの中心街近くからバンテアイ・スレイの近くに移動したので
トゥクトゥクやバイタクを個別で使わないと訪れることが難しくなってしまいましたが
これからも多くの人々が訪れるといいな、と思います。
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by nakashik3 | 2008-05-18 19:09 | cambodia | Comments(0)

バンテアイ・スレイ、クバル・スピアン、ベンメリアへ

5月15日、自転車では行くことの出来ない3つの遺跡に、
宿のミニバスを利用して行ってきました。(10人までで1日1台85$)
私達がチェックインして数日、人が集まらず割高なチャーターを覚悟したのですが
14日にはなんと8人に!有難い~&嬉しい~。
料金が割安になるのももちろん嬉しいのですが、こうやって人が集うと
色々な話を聞くことが出来たり、若い人のエネルギーや情熱を感じることができ
旅のモチベーションが上がったり、よい刺激を受けることが出来ます。

バンテアイ・スレイは967年に赤色砂岩で作られた小さな寺院です。
「東洋のモナリザ」と言われる、塔に掘られた女神の美しさで有名です。
他のレリーフも堀が深く、とても美しかったです。
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その後、かなりの悪路を超え、次の遺跡へ。
クバル・スピアンは山の中にある遺跡です。
レリーフのある場所までは1500mの道中を進むのですが
これがまるでトレッキングのようなしんどさ!かなりのアップダウンです!
レリーフは川底やその壁面に点在し、うっかりすると見落としそうなものも。
たまたま居合わせた他の観光客のガイドさんに、ちゃっかり着いていき
いろいろなレリーフを見落とさずに済みました。
乾季は水が枯れてしまうこともあるようなので雨季がお勧めです。
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お昼ごはんをはさみ、いよいよベンメリアへ。
ここは2001年に外国人に開放された、発見からほとんど手付かずの遺跡です。
順路は多少整備されているものの、崩れて苔むした砂岩が山となり、
残っている石組みにもツタやガジュマルが絡み付いてジャングルのようです。
遺跡発見から、旅行者が観光できるまでに修復する事が、いかに気の遠くなるような
作業なのかが想像でき、とても感慨深いです。
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ハノイであった旅人に勧められたこれらの遺跡、やはり行ってよかったです。
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by nakashik3 | 2008-05-18 18:55 | cambodia | Comments(0)

様々な遺跡を貪欲に鑑賞

初日はアンコールワットのみをじっくり見学しましたが、
アンコールトム、タ・プローム、タ・ケウ、バンテアイ・クディ
スラ・スラン、プリア・カン、ニャック・ポアン、プレ・ループ
プラサット・クラバン等、自転車で回れそうな場所をその後4日掛けて
鑑賞しました。

アンコールトムの顔、バイヨン。四面仏で有名です。鳥肌が立ちました。
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バプーオン。空中参道があります。修復中で中は見られず…残念!
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タ・プローム。大自然のパワーに圧巻されます。映画のロケ地にもなった場所。1日観光の旅人も、アンコールワット、バイヨンに次いでここは必見です!
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プレ・ループ。個人的にお気に入りとなった遺跡。周りに背の高い建築物がないので
一面森に囲まれていて眺めがすばらしかった!
乾季なら絶好のサンセットポイントだろうなー。
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バンテアイ・クディ。僧坊の砦という意味だそう。
現在、上智大学が修復研究に当たっているそうです。
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後の時代に仏教レリーフはことごとく削り取られています。
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通称大回りコースと呼ばれる場所にある遺跡を自転車で回ると
往復で1日30キロほど走ることになります。
短期の滞在にはお勧めしませんがアジアの美味しいものをたらふく食べて、
体重がちょっと気になる旅人にはなかなかよい運動になるのでお勧めです。
日差しを遮る物のない道もあるので日焼けも避けられず真っ黒になります。
遺跡自体も、広大だったり登ったりと結構な運動量なので、運動嫌いな
私は途中でくじけそうになる事もありました。
それでも自分のペースでのんびり見学し、地元の人とすれ違いざまに
「ハロー!」「コンニチハ!」なんて挨拶を交わしたり、木陰でちょっと
休憩してみたりと自転車ならではのよさもたくさんありました。
贅沢な時間の使い方をしているなぁと長期自由旅行の醍醐味をまた味わいました。
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by nakashik3 | 2008-05-17 13:44 | cambodia | Comments(2)

感激・興奮★アンコールワット

今の時期、カンボジアは雨季で、午後にザーッとスコールの降る日が多いそうです。
私達は一週間有効の入場券(一人60$)を購入し、毎日自転車(1台1$)を借りて
午前中だけ各遺跡をのんびりゆっくりじっくり鑑賞することにしました。
多くの方は2・3日券を購入してトゥクトゥクをチャーターし(夕方までで1日10~12$)
回るそうですが、私達は時間もたくさんあるし、食べてばかりの運動不足解消もしたいので
チャレンジしてみます。
雨の降るお昼過ぎは、宿で本を読んだり昼寝をしたり調べものをして過ごします。

宿のある6号線から一番近いアンコールワットまでは7、8キロ。自転車でも余裕です。
朝はまだ涼しく、道は森を抜けるような感じなのでとても気持ちがいいです。
早くアンコールワットに対面したくて、ペダルを踏む足にも力が入ります!
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あ!水を湛えた濠が見えてきた!!
テレビで見た、アンコールワットです!きれい!そしてデカい!
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1113~1145年に作られたスリーヤヴァルマン2世の廟墓だそうです。
参道、3つの回廊、5つの塔から成り立っています。
回路にはインドから影響を受けた物語の細かいレリーフが並び圧巻です。
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歴史的なことや宗教的なことをよく知らない私はただただホエ~と口を開きっぱなし。
下調べをしてくれた夫の説明を聞きながら広いアンコールワットを満喫しました。
ちなみにアンコールワットは午前はレリーフが逆光になるため午後からの観光のほうが
より美しく見られるそうです。
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by nakashik3 | 2008-05-17 13:22 | cambodia | Comments(0)

ついに憧れの街シェムリアップへ

お城&遺跡好きな夫が、アジアで一番楽しみにしていたのが世界遺産、アンコール遺跡。
5月10日ついにその街、シェムリアップへやってきました。
プノンペンから、キャピタルツアーで手配したバス(一人5.5ドル)で約6時間。
今回は大きなトラブルもなく到着。よかったよかった。

ここシェムリアップの繁華街はプノンペンよりもずっとずっと小さいです。
北にあるアンコール遺跡群以外はそれほど見所もなさそうです。
あちらこちらでたくさんの大型ビルが建設中で、今後まだまだ発展しそうな感じがします。

こちらで暮らしてる方によるとカンボジアはこの一年で、物価がかなり上がったそう。
1年前には50円くらいで出来た食事も今では倍になってるそうです。
そういえばバスも2007年のガイドブックより2ドルも値上がりしてたなぁ。
私達は過去を知らないから、そんなふうに感じないけど、ここカンボジアでも
年々、拝金主義的な人々が増えてきて、残念だという人もいらっしゃいました。
これからも今までのカンボジアならではの良さが減ってしまわないといいのにね。

今回の宿は超有名日本人宿、タケオゲストハウス。
ツイン・ファン・トイレ、ホットシャワー付で7ドル。
毎日無料で洗濯をしてくれるのと、個室利用者には朝ごはん(コーヒー・パン・玉子焼き)が
つくのがうれしいです。
共通部分の廊下は少しざらつくけれど、部屋は掃除が行き届いており綺麗です。
ただ隣が工事中で朝と昼間が少々うるさいのが玉に傷。我慢できるけどね。7ドルだしね。

日本人だらけかなと思ったけど、GWを過ぎてすぐの為か、お客さんはそれほどいない様子。
いらっしゃってもみなさん2~3泊ほどで次の目的地へ移動されるようです。
私達は今までで最長の、10日間滞在する予定です。一週間有効の遺跡入場券を購入して、
毎日少しずつ、ゆっくり思う存分遺跡観光をしようと思っています。
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by nakashik3 | 2008-05-17 13:15 | cambodia | Comments(0)

プノンペンを歩く

国境を越えてすぐの辺りでは、舗装された大きな道以外は赤土の未舗装道路だったし
回ってきたどの国よりも物乞いの子供が多かったし、紛争が終結してまだ年月も浅いし、と
どんな首都なのかなと思っていましたが、昔ながらの市場から大型のショッピングセンター、
日本以上に見かけるレクサス、高級ホテルあり、と想像以上に都会でした。

プノンペン最終日、セントラルマーケット周辺やトンレサップ側沿いの王宮周辺を
照りつける太陽にくじけそうになりながらも、頑張って歩いてみました。

まずはマーケットを覗いて、腹ごしらえ!

脇にあった食堂で鶏モモのせご飯。シンプルで美味しい。ボリュームも充分。
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そしてデザート!ベトナムのチェーみたい。30円くらいで幸せ~。

その後トンレサップ側沿いの王宮周辺へ。
川沿いは綺麗に整備されていて、万国国旗が並んでいます。
日本の旗を見つけて、記念写真!
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と思ったら、絡まっとるがな…日本以外は美しくはためいてるのに!しっかり!ひのまる!

カンボジア国旗ともパチリ。
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王宮は、さすがに立派。
シアヌーク殿下が13年ぶりに帰国した時に、真っ先に向かった場所だそう。
でも、ごめんなさい、食傷気味なので入場せず。外観だけ楽しませていただきました。
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王宮周辺や独立記念塔の広場は手入れが行き届いていて、とても綺麗でした。
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夜は街の中心にあるオルセーマーケットの前の屋台で1ドルご飯。
チャーハンの上に味のついた豚や牛がのっていて、空芯菜&スープつき♪
味・ボリューム・価格ともに文句なしで大満足でした。
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余談ですが、アジアのいろんな都市でこんなゴミ箱をよく見かけます。
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よく見たら大きな古タイヤから作られていました。エコですな!

これだけ色々見ても、私達には、トゥールスレーンで受けたショックがかなり大きくて
その印象ばかりが残ってしまった首都、プノンペンでした。
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by nakashik3 | 2008-05-14 22:32 | cambodia | Comments(4)

スーパーは楽しい

旅の途中、何度も国や都市を移動するわけですが、到着して宿が決まると
たいてい最初に探すものがあります。
そう、それがスーパーなのです。
スーパーの規模は、大型店からコンビニ程度のものまでさまざまですが
その国ならではのものや、庶民の必需品、日本ではお目にかかれないものまで
色々と揃っていてとても面白いです。また現地の方々の御用達なのでその国の
物価や品物の相場を知ることが出来て、一石二鳥なのです!
また旅の途中で消耗するシャンプーや洗顔料などの日用雑貨も揃っているので
時々購入して、あれこれ試してみるのも楽しいです。

私達が今までに滞在した都市の物価は、生活必需品は日本の3割~半額程度が多く
輸入菓子や少し贅沢なもの、必需品ではないものは日本の8割~同等だと感じました。
併設されているハンバーガーショップやフードコートも屋台よりは割高でした。

私がいつもじっくり見てしまうのがシャンプーやスキンケア用品と調味料!
どちらも日本では見かけないものや、なんなのかよく解らないものが
たくさんあって興味津々です。
調味料は当然日本の輸入食材店よりもかなり安いので買いたい気持ちをいつも抑えています。
夫は元食肉業界にいただけあって、肉売り場でうろうろチェックを入れています。
お肉は日本よりもだいぶ安いようです。豚舌がそのままべろんと数枚パックされててびっくり。
ところ変わればパックや陳列も変わり、私が見てもなかなか興味深いです。
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ほとんどのスーパーが清潔に保たれており、
レジのシステムも日本のそれとほとんどかわりません。
昔ながらの市場やマーケットでは、内臓がぶら下がっている横で洋服が売られていたり
すごいにおいを発していたり、ハエやら野良犬やらが集まっていて全然雰囲気が違います。
旅行者にとって面白いのは活気のある市場かもしれませんが、定価は存在しないようなので
交渉の手間が掛かります。私たちはどちらも面白いのでどちらにも足を運んでいます。

スーパーや市場めぐりだけは、どの大陸のどの国に行っても続きそうです。
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by nakashik3 | 2008-05-14 22:19 | cambodia | Comments(0)

トゥールスレーンとキリングフィールド

ポルポト政権時代の1976年から1979年まで、監獄として使われていた場所、
トゥールスレーンジェノサイドミュージアムへ見学に行きました。

ポルポト政権の虐殺、その後1990年代にまでに続く紛争や地雷問題は、
たびたびTVや書籍で取り上げられているので、多少知っている部分もあったのですが、
ここで起きた惨劇が、こんなにも酷いものだったとは知りませんでした。
知らない部分が多かった分、ベトナム戦争証跡博物館以上にショックを受けました。

ポルポト政権下のクメールルージュは諸説あるものの、知識人、
革命を起こす可能性のある人物、資産家等をはじめ国民の3分の1にもあたる多くの人々を
虐殺したと言われています。それ故、ポル・ポトは「メコンのヒトラー」とも表現されています。
ここトゥールスレーンでの犠牲者も、少なくとも2万人を超えるといわれています。

ここはもともと高校だった建物で、A~Dの4つの建物で構成されています。
建物のつくりは、なるほど、日本の学校とそれほど変わらない3階建ての建物です。
しかし、その中は学び舎とはまったく異なる地獄絵図の現場でした。

A棟の一階に並ぶ部屋は、がらんとした空間にぽつんと錆びたベッドが。
そこは尋問・拷問室でした。ベッドの上には足かせや鎖がそのまま残っています。
ベトナム軍がプノンペンに侵攻した時、ここには拷問後の生々しい遺体が放置されていたそうで
その時の写真がパネルになって壁に掛かっています。ここは、悲しいとか平和を願う、という感情を通り越して、恐怖を感じてしまいました。リアルに当時の様子を想像してしまうのです。

他の棟には、教室をレンガや木製の板で仕切って改造した独房、集団房、拷問に使われた道具、拷問の様子を描いた絵画や虐殺後の囚人の写真などが展示されています。
なかでもひときわ悲しくなったのが収容時に撮影された犠牲者たちの写真を見た時でした。
ここに収容されて生き残れた人は10人にも満たなかったそうです。
子供から老人、また母親に抱かれた乳飲み子までが犠牲になったことを思うとまたしても
やりきれない気分になり、戦争の惨さを思い知らされます。

悲しみを増幅させるのは、これが30年ほど前の出来事で、
私と同年代の方々が犠牲になったり家族や友人をを失っているという現実が今あること。
紛争は1996年まで続きました。
生まれる国が違えば、人生はこんなにも異なるのです。分かっているつもりでしたが
直面してみてやはりショックを受けました。

翌日、プノンペン市内から約12キロ離れた場所にある、キリングフィールドと呼ばれる村へ
ツアーを使っていきました。
トゥールスレーンに収容された人々がここに運ばれ処刑されたそうです。
入り口正面にある塔には8000個以上の犠牲者の頭蓋骨が積み上げられています。
百人以上の遺体がまとめて埋められていた穴や、囚人を吊るした大きな木、後に収集された
歯や骨が展示してあるショーケース等がありました。
まだ遺体を掘り起こしてない場所もあるそうです。
ところどころに遺体を掘り起こした穴や衣類の切れ端が散らばっていて
ここでも重い気分に包まれました。
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ベトナムからカンボジアに亘って戦争関連のものを続けて見てきましたが
予想以上にショックを受け、私たちなりにいろいろ考えさせられました。
いまだ残る沢山の地雷や広がる貧富の差など、問題はまだ色々とあるけれど
平和を取り戻したこの国が、どうかこれからは人々の笑顔を絶やしませんように。

アジアという身近な国で起きたことですら知らないことがあるのだから
世界中で起きている紛争や対立はもっともっと知らない事ばかりのはず。
私たちの力ではどうにもならないならばせめて、世界平和を祈りたいと思いました。


追記;トゥールスレーン、S21、クメールルージュ等についてはウィキでも詳しく
   取り上げられています。関心のある方はそちらでチェックしてみてくださいね。
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by nakashik3 | 2008-05-14 22:00 | cambodia | Comments(0)